2007年 01月 21日
9日目 <山田線> |
07.1.7
盛岡----/16:30―(山田線658D宮古行)→
浅岸17:04/17:25―(653D)→盛岡18:00/19:13―(666D宮古行)→
大志田19:39/20:18―(659D)→盛岡20:44/----
9日目、北海道周遊の際、大湊線・五能線の乗車予定をごちゃごちゃと
変更してしまったので、18きっぷの枚数が足りなくなってしまった。
(北東パス含めて12日分も用意しといてまだ足りないとwwww)
そこで9日目は「小さな旅ホリデーパス(いわてフリーエリア・2200円)」を使用。
花輪線や山田線の駅を巡ることにしている。
五能線・津軽鉄道の乗車からは3日間の間が空いたが、
これまた花輪船内の乗車に1日を費やしていたので休んだのは2日間、
これからは東京に向けての帰路にあたるので
実家にまともにいたのは3日ほどということになってしまう。
午前中は花輪線で降り残していた
2駅を味わって、盛岡へ出た。
ここからはダイヤの限られている
山田線の秘境駅を探訪する。
実は岩泉線の押角駅を
訪ねてみようと思っていたら
強風による遅延で見事に
その目論見が玉砕されてしまった。
そこで急遽盛岡からほど近い
大志田・浅岸を周ることに決めたのだ。
乗降客の多い上米内を過ぎても
まだ結構乗客が残っている。
その乗客らの物珍しげな
視線を浴びながら浅岸で下車。
日も暮れて、真っ暗な景色の中
待合室だけが照明に照らされて
突っ立っている状況。
ホームの対面はガケになっていて、
駅前からは細い林道だけが伸びる。
(一応駅前に街灯が1基ある)
待合室にはトイレがついているが
使う人はそういないだろう。
それでも駅ノートを見たところ
まめに駅を管理している人がいるらしい。
待合室にはなんと人がいた。
過去秘境駅で人に出くわしたのは小和田駅ぐらいだったが。
聞けば友人が秘境駅めぐりに目覚めてそれに影響されたと語っていた。
雪の少ない今冬だが、何と近くまでは家のある盛岡市内から自転車で来たらしい。
そして3日ほどこの浅岸駅で駅根し、拠点にしていろいろ見て周っている、と。
ゴミ箱には完全に濡れてしまっている彼の手袋が干してある。
それにしても3日間・・・冬のこの駅で寝袋も持たずに泊まっているとは・・・。
世の中ツワモノがいるものである。
この駅ではそんなに時間もなく、話しているうちに列車はすぐにやってきた。
一旦盛岡に戻って本を買ったりしながら時間をつぶし、
再び宮古行の列車に乗り込む。次は大志田駅を訪問する。
大志田駅の待合室は、浅岸駅と同じつくりだ。
しかしホームは浅岸とは異なり板張りになっていて、
凍結しやすいのか車掌もつるつると滑りながら切符を確認しに走ってきた。
今度こそ先客はなく、ようやく秘境駅1人きりのシチュエーションがやってきた。
こちらはホームの下が切り立っていて、風が直接吹きつける。
あまりに寒いのでほとんど待合室にこもりっきりになってしまった。
駅前からこれまた林道が伸びているが、
その脇にある廃屋が風でガタガタ音を立てていて怖い。
その傍に古いホームと思われるものが残っていて、
これがこの駅の目玉であるスイッチバック時代の名残と思われる。
ただ辺りは本当に真っ暗でむちゃくちゃ寒かったこともあり、
あまりうろうろする気にもなれなかった。
どうせなら昼間に来てみたいところだが、この駅は昼間に来るのが一番難しい、
←まぁこういうことなので。
車で来るほかに術がないのだ。
そういえば先ほど浅岸へ向かう
列車の車内からちらっと見えたのだが
どうやら大志田駅の前で
工事を行っているっぽい。
なんでこんなところで・・・・・。
聞いたところによれば携帯電話関係の工事らしい。
山田線の車内広告にも「F○MAなら花輪線・山田線の全駅で使用可能!」と
書いてあったのでやはりそういうことだろう。
暗くて見えないがデカいアンテナがもう設置されているらしい。
(ただしauの電波は圏外を示していた)
それから花輪線内で撮影を行っていた撮り鉄の方から聞いた話。
雪が積もっていて確認できなったが
大志田駅には線路の枕木に熊の爪あとが残されているらしい・・・。
浅岸・大志田の両駅には「熊が目撃されました、注意してください」という旨の
張り紙がしてあるので、冬季の訪問を除いては注意しなければならないだろう。
盛岡へ戻り、駅前の
行きつけの店で冷麺を食べる。
同じ建物にはカプセルホテルが
入っているのでそこに宿泊した。
盛岡----/16:30―(山田線658D宮古行)→
浅岸17:04/17:25―(653D)→盛岡18:00/19:13―(666D宮古行)→
大志田19:39/20:18―(659D)→盛岡20:44/----
9日目、北海道周遊の際、大湊線・五能線の乗車予定をごちゃごちゃと
変更してしまったので、18きっぷの枚数が足りなくなってしまった。
(北東パス含めて12日分も用意しといてまだ足りないとwwww)
そこで9日目は「小さな旅ホリデーパス(いわてフリーエリア・2200円)」を使用。
花輪線や山田線の駅を巡ることにしている。
五能線・津軽鉄道の乗車からは3日間の間が空いたが、
これまた花輪船内の乗車に1日を費やしていたので休んだのは2日間、
これからは東京に向けての帰路にあたるので
実家にまともにいたのは3日ほどということになってしまう。
午前中は花輪線で降り残していた
2駅を味わって、盛岡へ出た。
ここからはダイヤの限られている
山田線の秘境駅を探訪する。
実は岩泉線の押角駅を
訪ねてみようと思っていたら
強風による遅延で見事に
その目論見が玉砕されてしまった。
そこで急遽盛岡からほど近い
大志田・浅岸を周ることに決めたのだ。
乗降客の多い上米内を過ぎても
まだ結構乗客が残っている。
その乗客らの物珍しげな
視線を浴びながら浅岸で下車。
日も暮れて、真っ暗な景色の中
待合室だけが照明に照らされて
突っ立っている状況。
ホームの対面はガケになっていて、
駅前からは細い林道だけが伸びる。
(一応駅前に街灯が1基ある)
待合室にはトイレがついているが
使う人はそういないだろう。
それでも駅ノートを見たところ
まめに駅を管理している人がいるらしい。
待合室にはなんと人がいた。
過去秘境駅で人に出くわしたのは小和田駅ぐらいだったが。
聞けば友人が秘境駅めぐりに目覚めてそれに影響されたと語っていた。
雪の少ない今冬だが、何と近くまでは家のある盛岡市内から自転車で来たらしい。
そして3日ほどこの浅岸駅で駅根し、拠点にしていろいろ見て周っている、と。
ゴミ箱には完全に濡れてしまっている彼の手袋が干してある。
それにしても3日間・・・冬のこの駅で寝袋も持たずに泊まっているとは・・・。
世の中ツワモノがいるものである。
この駅ではそんなに時間もなく、話しているうちに列車はすぐにやってきた。
一旦盛岡に戻って本を買ったりしながら時間をつぶし、
再び宮古行の列車に乗り込む。次は大志田駅を訪問する。
大志田駅の待合室は、浅岸駅と同じつくりだ。
しかしホームは浅岸とは異なり板張りになっていて、
凍結しやすいのか車掌もつるつると滑りながら切符を確認しに走ってきた。
今度こそ先客はなく、ようやく秘境駅1人きりのシチュエーションがやってきた。
こちらはホームの下が切り立っていて、風が直接吹きつける。
あまりに寒いのでほとんど待合室にこもりっきりになってしまった。
駅前からこれまた林道が伸びているが、
その脇にある廃屋が風でガタガタ音を立てていて怖い。
その傍に古いホームと思われるものが残っていて、
これがこの駅の目玉であるスイッチバック時代の名残と思われる。
ただ辺りは本当に真っ暗でむちゃくちゃ寒かったこともあり、
あまりうろうろする気にもなれなかった。
どうせなら昼間に来てみたいところだが、この駅は昼間に来るのが一番難しい、
←まぁこういうことなので。
車で来るほかに術がないのだ。
そういえば先ほど浅岸へ向かう
列車の車内からちらっと見えたのだが
どうやら大志田駅の前で
工事を行っているっぽい。
なんでこんなところで・・・・・。
聞いたところによれば携帯電話関係の工事らしい。
山田線の車内広告にも「F○MAなら花輪線・山田線の全駅で使用可能!」と
書いてあったのでやはりそういうことだろう。
暗くて見えないがデカいアンテナがもう設置されているらしい。
(ただしauの電波は圏外を示していた)
それから花輪線内で撮影を行っていた撮り鉄の方から聞いた話。
雪が積もっていて確認できなったが
大志田駅には線路の枕木に熊の爪あとが残されているらしい・・・。
浅岸・大志田の両駅には「熊が目撃されました、注意してください」という旨の
張り紙がしてあるので、冬季の訪問を除いては注意しなければならないだろう。
盛岡へ戻り、駅前の
行きつけの店で冷麺を食べる。
同じ建物にはカプセルホテルが
入っているのでそこに宿泊した。
by lovegetchu
| 2007-01-21 22:43
| 07’冬 北日本周遊