2007年 01月 18日
6日目② 白滝・遠軽 <石北本線> |
06.12.31
白滝9:16―(4623D)→遠軽9:54/----
白滝駅は見た目小さくもしゃれた駅舎だ。
列車の時刻までは1時間弱あるが
待合室には暖房があるので
別に何ら苦にはならない。
まぁ暖房があるとしても
面白みの点から言わせてもらえば
古くて渋みの感じられる
上白滝のような駅舎には劣るが。
縄文時代、白滝が良質な黒曜石を大量に算出する一大産地であったことは
大学で考古学を専攻している自分は知っているのだが
その黒曜石の石器が待合室にディスプレイされている。
この北海道で発達した続縄文文化やアイヌ文化が発達したのは
この黒曜石あってのことと言っても過言ではない。
今や全列車が禁煙となった北海道では珍しく、
待合室は喫煙可能なようで、デカい灰皿がテーブルにおいてある。
特急オホーツクが到着すると多少の乗客の出入りがあるが、
自分が乗る普通列車には他に1人よりいなかった。
これでは列車の本数が少ないのも頷ける。上白滝や旧白滝では尚更だろう。
遠軽に向けての列車は
小高い場所を走っていているため、
とても車窓の景色がよい。
今日は快晴で日が照っていて
雪に覆われた大地が
光をよく反射しているし、
また青い空とのコントラストと
山にくっきり浮かぶ陰影が綺麗である。
遠軽駅は古い駅舎で、階段すらも木造である。
かつては名寄本線がこの駅から出ていたのだが、
その線がなくなった今は遠軽より向こうに線路は敷かれておらず、
石北線におけるスイッチバック駅となっている。
ホームからは街のシンボルであるがんぼう岩(瞰望岩)を望むことができる。
駅から10分ほど歩くとがんぼう岩の下まで行くことができる。
ここには大きな神社があり、年末のこの日は人の出入りが結構多かった。
がんぼう岩の下には公園が整備されており、
おそらく夏季はここに登山道の入り口があると思われる(あくまで予想)。
周囲を一通り歩いたが、雪が高く積もっていて登る道はありそうになかった。
是非とも遠軽駅を中心とした街の風景を眺めてみたかったのだが。
余談だが、このがんぼう岩はアイヌの古戦場で史跡でもあるのだが、
ここの崖から飛び降りる自殺者が絶えないと聞いていた。
そのせいか、公園の脇には「忠魂碑」と書かれた大きな石碑が立っている。
それが自殺者の霊を鎮めるものなのか
あるいはアイヌの戦死者を慰めるものなのかはわからないが。
遠軽駅へ戻ってかにめしの購入を目論む。
実はこの遠軽駅のかにめしは店頭販売が行われておらず、
特急列車の車内、または到着時だけ立ち売りが行われているらしい。
そこで自分も特急列車の到着時刻に合わせて駅へ行ってみたのだが
それらしき姿は見えない。駅員に問い合わせてみると
「あぁ、今日はやってないみたいですね」とのこと。
今日は、って・・・・・そういうもんなの? やるきねええええ・・・・・
年末年始の帰省シーズンでかきいれ時にも思えるんだけどね。
なので昼食は札幌のラーメンテーマパークにも出店しているラーメン屋で食べることに。
遠軽の街はこの周辺市町村の
中心的機能を担っているらしい。
信用金庫などの主要施設があり、
中心にはスナックなどが多く並ぶ
繁華街のような場所もある。
場末のスナック、といった感がw
目をつけてたラーメン屋が
この繁華街にあるのだが生憎
休業していたので別の店で食べた。
13時19分、
この遠軽の駅が最もにぎわう時間。
特急オホーツクと、網走・上川各方面の
普通列車が並び、2面3線のホームが
全て列車で埋まる。
この時間に立ち会えるのは
かなり幸運なことだと思うw
帰省シーズンなのもあって、
多くの人が出入りしていた。
だが普通列車はやはり乗客がいないようだ。
またしても自分のほかに1人だけを乗せて白滝行の列車は下白滝に向けて走り出した。
白滝9:16―(4623D)→遠軽9:54/----
白滝駅は見た目小さくもしゃれた駅舎だ。
列車の時刻までは1時間弱あるが
待合室には暖房があるので
別に何ら苦にはならない。
まぁ暖房があるとしても
面白みの点から言わせてもらえば
古くて渋みの感じられる
上白滝のような駅舎には劣るが。
縄文時代、白滝が良質な黒曜石を大量に算出する一大産地であったことは
大学で考古学を専攻している自分は知っているのだが
その黒曜石の石器が待合室にディスプレイされている。
この北海道で発達した続縄文文化やアイヌ文化が発達したのは
この黒曜石あってのことと言っても過言ではない。
今や全列車が禁煙となった北海道では珍しく、
待合室は喫煙可能なようで、デカい灰皿がテーブルにおいてある。
特急オホーツクが到着すると多少の乗客の出入りがあるが、
自分が乗る普通列車には他に1人よりいなかった。
これでは列車の本数が少ないのも頷ける。上白滝や旧白滝では尚更だろう。
遠軽に向けての列車は
小高い場所を走っていているため、
とても車窓の景色がよい。
今日は快晴で日が照っていて
雪に覆われた大地が
光をよく反射しているし、
また青い空とのコントラストと
山にくっきり浮かぶ陰影が綺麗である。
遠軽駅は古い駅舎で、階段すらも木造である。
かつては名寄本線がこの駅から出ていたのだが、
その線がなくなった今は遠軽より向こうに線路は敷かれておらず、
石北線におけるスイッチバック駅となっている。
ホームからは街のシンボルであるがんぼう岩(瞰望岩)を望むことができる。
駅から10分ほど歩くとがんぼう岩の下まで行くことができる。
ここには大きな神社があり、年末のこの日は人の出入りが結構多かった。
がんぼう岩の下には公園が整備されており、
おそらく夏季はここに登山道の入り口があると思われる(あくまで予想)。
周囲を一通り歩いたが、雪が高く積もっていて登る道はありそうになかった。
是非とも遠軽駅を中心とした街の風景を眺めてみたかったのだが。
余談だが、このがんぼう岩はアイヌの古戦場で史跡でもあるのだが、
ここの崖から飛び降りる自殺者が絶えないと聞いていた。
そのせいか、公園の脇には「忠魂碑」と書かれた大きな石碑が立っている。
それが自殺者の霊を鎮めるものなのか
あるいはアイヌの戦死者を慰めるものなのかはわからないが。
遠軽駅へ戻ってかにめしの購入を目論む。
実はこの遠軽駅のかにめしは店頭販売が行われておらず、
特急列車の車内、または到着時だけ立ち売りが行われているらしい。
そこで自分も特急列車の到着時刻に合わせて駅へ行ってみたのだが
それらしき姿は見えない。駅員に問い合わせてみると
「あぁ、今日はやってないみたいですね」とのこと。
今日は、って・・・・・そういうもんなの? やるきねええええ・・・・・
年末年始の帰省シーズンでかきいれ時にも思えるんだけどね。
なので昼食は札幌のラーメンテーマパークにも出店しているラーメン屋で食べることに。
遠軽の街はこの周辺市町村の
中心的機能を担っているらしい。
信用金庫などの主要施設があり、
中心にはスナックなどが多く並ぶ
繁華街のような場所もある。
場末のスナック、といった感がw
目をつけてたラーメン屋が
この繁華街にあるのだが生憎
休業していたので別の店で食べた。
13時19分、
この遠軽の駅が最もにぎわう時間。
特急オホーツクと、網走・上川各方面の
普通列車が並び、2面3線のホームが
全て列車で埋まる。
この時間に立ち会えるのは
かなり幸運なことだと思うw
帰省シーズンなのもあって、
多くの人が出入りしていた。
だが普通列車はやはり乗客がいないようだ。
またしても自分のほかに1人だけを乗せて白滝行の列車は下白滝に向けて走り出した。
by lovegetchu
| 2007-01-18 00:43
| 07’冬 北日本周遊